1世紀の歴史に幕 サハリンの鉄道から消えゆく日本の痕跡=東京新聞

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日本のジャーナリスト、小柳悠志氏は東京新聞に掲載された自身の記事「さらば日本型鉄道ケージ 樺太の発展を支えて1世紀 ロシア仕様に変更」で、サハリンの鉄道の日本と同じ軌間をロシア規格に変更する改軌について伝えた。

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小柳氏の記事では「日本の統治時代からロシア・サハリン(樺太)の発展を支えてきた日本型の鉄道ゲージ(軌間=左右のレールの間隔)が、1世紀の歴史に幕を下ろす」と述べられている。

サハリン州によると8月中に改軌工事が完了するという。小柳氏は「終戦から75年、鉄路に残った日本の痕跡は消えゆく定めだ」と指摘している。

サハリンの鉄道の営業距離数は1990年代初頭には1072 キロだったが、10年超の間に閑散線区の廃止によって805 キロまで減少した。2003年「ロシア鉄道」は、本土に列車で貨物を輸送する際の遅延や余計な出費を避けるためにサハリンの鉄道の軌間をロシア本土と同じ規格に変更することを決めた。工事完了までに16年の歳月がかかった。サハリンの鉄道の近代化は、「ロシア鉄道」最大のインフラプロジェクトの1つとなった。

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