宝くじで巨万の富を手にした男 自動車事故で加害者に

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欧州で人気の宝くじ「ユーロミリオンズ」で4500万ポンド(約62億1千万円)を獲得した男性(31)が刑事事件に問われる可能性が出てきている。高齢女性を自動車事故で死亡させたことが明らかになった。英紙「デイリー・メール」が伝えている。

2019年末、宝くじ当選者のマット・トファム容疑者が運転するBMWは、メリージーン・レグラーさん(75)とロドニー・レグラーさん(78)夫妻のフォードフィエスタと衝突。妻のメリージーンさんは死亡し、夫のロドニーさんは重傷を負った

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トファム容疑者は人を死に至らしめ、重大な身体的損傷を負わせたとして危険運転の罪に問われている。裁判は2021年3月に開始予定。

トファム容疑者は2012年2月、23歳の時に宝くじで多額の賞金を得た。億万長者となり1930年代築の屋敷を120万ポンド(約1億6560万円)で購入、また専用ヘリコプター、アストンマーチンやポルシェ、ジャガーXKR-Sやレンジローバーイヴォークなどの高級車を手に入れた。ヘリ操縦免許を取得、自動車レースにも参加するなどした。2020年11月には80万ポンド(約1億1千万円)で義母に交流型動物園を購入している。

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