アントノフ駐米大使は「コスモス・クラブ」で「外務省と国防省クラスの会談実施について検討することは正当性があるだろう」と発言し、2+2協議が政府間の交渉発展にとって起爆剤になるとした。
また、ロシアは対米関係から目をそらすことなく、検討する用意があるとしつつ、制裁による脅しを中止する必要があると指摘した。
特に受け入れがたいのは、人権問題に対する批判である。どう生きるべきか、我々を教育する権利は誰にもない。
また、ロシアの野党指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏に化学兵器が使用されたと米国側が主張している点についても、根拠に欠けるとして抗議した。
米国政府は証拠を提示することなく、ロシアに一連の制裁を加えている。ナワリヌイ氏を「釈放せよ」という不条理な呼びかけは断じて容認できない。国際的慣習でこれは主権国家に対する内政干渉といえるものだ。
また、アントノフ駐米大使はロシアが米国の民主主義的プロセスに介入したほか、ハッカー攻撃を行ったとする批判についても退けた。
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