ルーブル決済はご法度　米国　インドのロシア産石油の買い上げに文句

米国はインドのロシア産石油の大量購入に言及し、この先も大量に買い続けれた場合、「大きなリスク」を負うと警告を発した。ロイター通信が消息筋からの情報として報じた。

ロイター通信の消息筋情報では、「米国は、インドが値引きで以前と比較して大幅な増量を行わずにロシア産石油を購入することには異存はない」ものの、ルーブル決済には異議を申し立て、ルピーとドル間の決済を主張している。

ロイター通信によると、インドが2月24日以降、ロシアから購入した石油量は少なくとも1300万バレルに上っている。インドの2021年通年のロシア産石油の購入量は1600万バレルだった。ロイター通信は対露制裁でロシアからのエネルギー資源の禁輸に踏み切る国が多い中、インドは値引きに便乗していると批判されている。インドは石油の輸入、消費量ともに世界第3位。

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