ウクライナ軍、米国人トランス女性の報道官を停職処分 露記者脅しスキャンダル

© AFP 2023 / Roman Pilipeyサラ・アシュトン=シリロ氏
サラ・アシュトン=シリロ氏 - Sputnik 日本, 1920, 21.09.2023
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ウクライナ国防省は20日、米国人でウクライナ軍領土防衛隊の広報官を務めるサラ・アシュトン=シリロ氏を職務停止処分にしたと発表した。アシュトン=シリロ氏をめぐっては近頃、露ジャーナリストを脅すような発言がスキャンダルとなっていた。
アシュトン=シリロ氏は米国出身のジャーナリスト。トランスジェンダーの女性で、元はマイケル・ジョン・アシュトン=シリロという男性だった。8月、領土防衛隊の英語での広報を担当する報道官に採用されていた。
同省は発表で、アシュトン=シリロ氏の最近の発言に「軍の承認を受けていないものがあった」と説明。調査を進める間は職務停止処分とするとしている。
どの発言が問題視されたのかは明らかにしていないが、アシュトン=シリロ氏は9月8日、ロシア人ジャーナリストに対し「代償を払うことになる。彼ら(編注:露ジャーナリストら)に対しては狩りが行われる」などと脅しともとれる発言をし、映像を公開した。一方、具体的にどのような方法で「代償を払う」ことになるのかには言及していなかった。
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各方面から批判

発言を受け、露外務省は「ロシアのジャーナリストへの脅威を拡散するウクライナ政府によるテロリスト的な本質の発現に憤りを覚える」と声明を発表。露連邦捜査委員会も捜査を進める構えをみせている。
一方、故郷米国からも批判が上がっている。保守層の支持が厚い野党・共和党所属のJ・D・ヴァンス上院議員はこれまでに、米FOXニュースに出演した中で、「米国が言論の自由を脅かす軍を支援していることになる」とアシュトン=シリロ氏の発言を批判していた。

「もし自由と民主主義が大事なら、なぜ我々が支援している武装した人たちが米国民全員の言論の自由を脅かすことになっているんだ」

J・D・ヴァンス
米上院議員
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