米大統領補佐官がキエフを極秘訪問 その目的は?

© AP Photo / Patrick Semansky米国のサリバン大統領補佐官
米国のサリバン大統領補佐官 - Sputnik 日本, 1920, 22.03.2024
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ウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク長官は、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が予告なしにウクライナを訪問したことを明らかにした。イェルマーク氏によると、サリバン氏との会談では米国によるウクライナ支援の継続や、ウクライナに関する「世界平和サミット」の準備について話されたという。
モスクワ国立教育大学助教授で哲学修士号を持つオレグ・マカレンコ氏はスプートニクに対し、サリバン氏はロシアと交渉する必要性についてウクライナ政府を説得するために同国を訪れたため、同氏の訪問は広く報じられなかったと語った。

「ロシア製兵器の絶対的な勝利によって、米国はウクライナに追加支援を提供しない可能性を探らざるを得なくなっている。さらに米国では議会で対立が起こっている」

マカレンコ氏によると、現米政権は「ロシアがこれ以上前進しなように、あらゆる手段を使って戦争を延期、凍結させる」試みを行っている。同氏はまた、米政権は何らかの平和的な行動、さらにはロシアと交渉を行うことについて、キエフ当局と協議しなければならないと指摘している。

「キエフ政権がロシア大統領選挙の妨害、あるいは、せめて同選挙に対する信頼を失墜させることに望みをかけて行った最後の作戦は成功しなかった。したがって、サリバン氏はキエフ政権をなだめるために同地を訪問することになった」

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