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    国家決済カードシステム「NPCS」のウラジーミル・コムレフ総裁

    ロシアのカード「ミール」は銀行にとって西側のカードよりも有益となる

    © Sputnik / Igor Russak
    経済
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    欧米による制裁は、ロシア政府を、国際的プラスチックカードと競争できる独自の決済システムに関する作業を促進する方向へ追い立てた。国家決済カードシステム「NPCS」のウラジーミル・コムレフ総裁が、リア・ノーヴォスチ通信のインタビューに応じた。

    コムレフ総裁は、「NPCS」がどのようにして国内および世界市場を獲得する意向なのかについて語った。インタビューアは、エレーナ・メドヴェージェワ記者。

    Q:12月にも「ミール」というロゴが描かれた最初の国際決済カードの発行が始まります。「NPCS」の近い将来の優先課題は何でしょうか?今秋に何を予定していますか?

    A:私たちは9月に決済システムの規則や料金を発表しなければなりません。銀行側はこれを心待ちにしています。また2015年末にプラスチックカードを発行します。

    Q:ビザカードやマスターカードの他に、どのような国際的決済システムが「NPCS」と提携する見込みですか?

    A:私たちは年末までにJCB(日本)、アメリカン・エキスプレス(米国)、銀聯(ギンレイ)(中国)などの決済システムと提携を確立しなければなりません。

    コムレフ総裁によると、現時点で計28行が「ミール」カードの発行プロジェクトへの参加を表明しているという。

    Q:「NPCS」の「ミール」カードの料金はどのようなものになりますか?世界の国際決済システムの料金とどれほどの違いが生まれますか?

    A:現在、料金は最終確認の段階にあります。料金は9月末までに発表されます。参加者の手数料について述べるならば、決済システム「ミール」は、彼らにとって主な国際決済システムよりも安価になると言うことが出来ます。

    まず我々の料金では、参加者を対象とした加入料金は見込まれていません。私たちは銀行内の取引に対する料金を徴収することは望んでおらず、銀行間取引のみから徴収する予定です。またプレミアムカード以外のカードや、カードを発行した銀行から手数料を徴収することも考えていません。

    以前ロシアにはなかった銀行間の資金移動の面でも私たちは新たな試みを導入しました。現在全ての決済システムにあるような取引金額の割合ではなく、デビットカードとプリペイドカード用に固定料金という形で銀行間手数料が導入されました。

    また同タイプのカードの処理手数料も安くなっています。私たちは「ミール」カードを、経費削減で銀行の役に立ち、現金との完全な競合ができるものにしたかったのです。

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