フランス人芸術家イヴ・タンギーの超現実主義の油画が、11月27日にイスラエルに出発したビジネスマンによって空港に放置された。価格が28万ユーロ(約3523万円)に相当するこの絵の所有者は、テルアビブ行きの航空機に乗り込む際に、登録カウンターに作品を置き忘れてしまった。
イスラエルに到着し、男性がドイツの警察に連絡した時には、厚紙で梱包された絵画はすでに行方が分からなくなっていた。
警察の代表によれば、当初、当局は芸術作品を発見することができなかったが、男性の甥が空港に到着しすぐに治安当局に向かった後に、検査官が空港のゴミタンクの1つからこの絵画を見つけ出したという。