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ドイツのザクセン州当局は、新型コロナウイルス対策の反対者や、隔離違反者などを対象にした刑務所を開設する計画。刑務所は、2017年にドレスデンに建設された一時的な難民受け入れセンターを基盤につくられる。独ビルト紙が報じた。
同紙によると、ドイツ労働・社会省は、隔離違反者などを収容するために難民受け入れセンターを改装する計画を確認し、「現在、居住区の再建が行われている」ことを明らかにした。
コロナに感染した違反者が収容される刑務所の建物はフェンスで囲まれ、警官が警備するという。
刑務所には、コロナ対策による制限措置に繰り返し違反した市民が収容される見込み。一方、収監は、警告、罰金、判決の後の最後の措置となる。
ザクセン州ではまだこのような事象は起きていないが、当局は、健全な市民に危険をもたらす違反者の行動に備えて事前に準備しているという。
先に、ドイツのメルケル首相は、全国民に対し、すべての社会的接触を最小限に抑えるよう求めた。当局は、新型コロナウイルスの変異種確認を受け、国内の制限措置を1月31日まで延長する方針。また公共交通機関を完全に停止する可能性も議論されているという。
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