23:44 2020年11月26日
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日本国内への米国製イージス・アショアの地上配備の断念という日本政府の決定は、ロシアとの交渉過程に影響をおよぼす可能性がある。26日の記者会見で日本の茂木敏充外相が明らかにした。

イージス・アショアの配備断念がロシアとの平和条約交渉にどう影響するかとの質問に対し、茂木外相は、影響については予断をもって回答することは差し控えたいとしつつ、「昨年来ラヴロフ外務大臣と様々な議論をしている。平和条約を締結するという交渉の途中の段階において,安全保障の問題を議論しないということはない」とし、安全保障の問題を乗り越えるのは大きな課題であり、しっかり議論を進めたいと強調した。

ロシアとの交渉において米国製コンプレックスの配備断念は肯定的な要因となるかとの質問に、茂木外相は、この問題で影響をおよぼす可能性のある要因に関して、「楽観的でも悲観的でもない」と回答した。

15日、日本の河野太郎防衛大臣は、イージス・アショアの地上配備を断念すると発表した。同大臣は、現行の設備からミサイルを発射した場合、基地内または海上にブースターが正確に落下する保障がなく、住民の安全に問題が生じると説明した。同大臣によれば、この欠陥の改良には多くの時間と費用が必要となる。また、専門家は、配備が予定されていたイージス・アショアは、最新式の弾道ミサイルや巡行ミサイルを迎撃することはできないと指摘した。

ロシアと日本の両政府は、20世紀中頃から第2次世界大戦の結果を受け、平和条約の締結について断続的に協議を行ってきている。その締結の主たる障害となったのが南クリル諸島の帰属の問題だった。

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