中国産バナナは食べても平気? マスクに効果はある?  新型コロナウイルスの誤情報、デマ

© AFP 2023 / Anthony WallaceЦелующаяся пара в защитных масках в метро Гонконга
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新型コロナウイルスの感染者は1700人を超えた。感染範囲は中国の国境を越え、世界20か国以上に及んでいる。感染が広がるにつれ、ウイルスについての誤情報やデマも同時に拡大しており、これがパニックを引き起こすだけでなく、感染を防ぐ上で妨げとなっている。何が正しい情報で、何を信じてはいけないのだろうか。

今さかんに言われているのがマスク。これを着けることで感染をいかに防ぐか、防ぐことができるかだが、専門家らはマスクの効用はその使用方法、再利用法、どの頻度で交換するかにかかっていると指摘している。

© Sputnik / Savitskaya Kristina新型コロナウイルスについての情報の正誤
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新型コロナウイルスについての情報の正誤

新型コロナウイルス - Sputnik 日本
新型コロナウイルスに冒された肺の画像公開
マスクについて米国疾病管理センター(CDC)は、ウイルスに感染した疑いのある人、あるいはすでに感染した人、また感染者との接触がある医療関係者のみこれを着用するようにとアドバイスしている。カナダのトロントの病院も同様の見解を示している。

ウイルスに感染していない人たちはマスクを着用するよりも自分の衛生管理をきちんとする方が大事だ。手洗いは、常時、石鹸で行い、アルコール消毒液による噴霧除菌をし、手で顔を触れないようにする。

中国産の食料品の購買を危険視する声もあるが、専門家らは危険はないと断言している。ただし野菜、果物は必ずよく洗うこと。コロナウイルスはヒトの身体の外に出た場合、ごく短い時間しか生きていられず、主に飛沫感染で広がるため、中国から運ばれる食料は安全。

忘れてはならないのはコロナウイルスは不治の病ではないということだ。2月2日現在で471人の回復例が報告されている。感染による死亡率は2%。老人や免疫不全の人にはリスクが高くなる。

肝心なのはパニックを起こさず、周囲の人々を尊重すること。人種差別やパニックで恐怖感をあおってしまっては病気に打ち勝つどころか逆効果になってしまう。


中国の新型コロナウイルス

当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。

© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

WHO(世界保健機関)が新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開しています。

​スプートニクは新型コロナウイルスに関するその他の疑問と回答について別記事でご紹介している。こちらの記事およびこちらの記事をお読み下さい。

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