11:30 2020年12月01日
社会
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ベトナムで象の個体数が急激に減少している。1990年代前半に同国のジャングルには数千頭が生息していたが、現在はわずか150頭まで減少。同国森林資源庁が発表した。

ベトナム生態・生物資源研究所の報告によれば、約30年前、国内には、素晴らしい自然環境の中で2000頭以上の野生の象が生息していた。現在では、個体数に関してはベトナムは、南東アジアでもっとも少ない国の1つとなり、150頭未満となっている。この数十年で象は絶滅するおそれがある。

国内の深刻な象の個体数の減少は、人間の不合理な経済活動と密猟がもたらした結果といえる。象の伝統的な生息地は山林地帯だが、こうした地域はお茶やコーヒー、他の農作物を栽培するため焼き払われ、荒廃させられている。住み慣れた生息環境を奪われた象たちは、生きていくための新しい場所を探して「移住」を行ったが、繁殖の上で否定的な影響が生じ、時には命を落とす事態も生じている。

この問題の解決のため、数年前にダクラク州は象のための特別禁猟区域を創設した。この禁猟区のスタッフらは、自然環境にある象の毎日の暮らしの様子をモニタリングし、安全な生存と繁殖のためのより良い環境を保障するためのプログラムの創設を行っている。

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