05:18 2021年06月14日
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3日、ロシア最大の経済フォーラム「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」の枠内で、セッション「国際博覧会:世界における持続可能な開発の実現〜国際協力を原動力として〜」が開催され、2025年に万博が開催される大阪市の松井一郎市長がオンラインで参加した。モスクワは、4月29日に、2030年万博の開催地に立候補を表明し、ロシア初の開催を目指している。

2020年にアラブ首長国連邦・ドバイで行われる予定だった万博は、コロナ禍のため2021年に延期になった。10月1日から翌年3月31日までの開催予定で、目下準備が進んでいる。アラブ首長国連邦国際協力担当大臣でドバイ万博の事務局長でもあるリーム・ビント・エブラヒム・アル・ハシミー氏はオフラインで参加。通信技術の進歩で、いつでもどこでも人々が繋がれるようになったが、それはある種の分断を生んだと指摘。このような世の中だからこそ、文化・歴史的なコンテクストで世界の隣人を知ることは重要だと話した。

オリンピックと万博を連続して勝ち取った日本には、自ずと注目が集まった。大阪は、2025年万博の開催権を最後までエカテリンブルグと競り合い、結果的に大差をつけて勝利した。松井市長は、高齢化やコロナなど日本の問題点に触れながらも、日本・大阪の科学技術分野の達成をアピールするとともに、健康・保健分野で世界に貢献したいと述べた。

モスクワの万博誘致スローガンは「ヒューマン・プログレス」だ。ロシアのデニス・マントロフ産業貿易大臣は、エカテリンブルグの敗北から学んだことはたくさんあると話し、ロシアの歴史で初めての万博を必ず開催したい、と意欲を見せた。

SPIEF2021
© 写真 : SPIEF2021
オンラインで参加する松井一郎大阪市長

サンクトペテルブルク国際経済フォーラムは今年で24回目。昨年はコロナ禍のため開催を見送ったが、今年はオフラインとオンラインを組み合わせ、5日まで続く。最終日には二国間対話「ロシア・日本」が開催される。

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露日経済協力, 露日関係, 日本, ロシア
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