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    西側の金融システムは、米国が経済的・政治的主導権を握るための手段

    西側の金融システムは、米国が経済的・政治的主導権を握るための手段

    © AFP 2017/ JEWEL SAMAD
    政治
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    ギリシャの経済危機に関する債権者たちの立場は、西側とのあらゆる金融関係を控える必要性があることを物語っている。米国の政治学者ポール·クレイグ·ロバーツ氏は、このような見解を表している。同氏によると、ギリシャは、ロシア、中国、そしてイランに対して、西側とのあらゆる金融関係を避けるべきだ、との教訓を示した。

    ポール·クレイグ·ロバーツ氏は、米国を信じてはいけない、と警告している。同氏は、「あらゆる国に対する経済的および政治的支配を目指す米国は、資産の凍結、没収、制裁のために、西側の金融システムを利用している。米国は、他の国々の資産を凍結したり、あるいは資産を盗んだり、またはフランスとの場合は、米国の政策に準拠させるために数十億規模の罰金を課している」と主張している。そのため、独立した外交政策をとる国や、西側に資産を有する国は、米国がそれらの国々の財産権を尊重することに期待しない方がいい。なぜなら西側のシステム内に資産を所有する場合、米国との政治的意見の相違が許される国は一つもないからだ。ポール·クレイグ·ロバーツ氏は、このように指摘している。

    またポール·クレイグ·ロバーツ氏は、ギリシャについて述べながら、もし欧州連合(EU)の加盟国が、そのパートナーたちを誹謗中傷するならば、ロシア、中国、あるいはイランが、西側の債権者たちからより良い対応を受けることに期待できるだろうか?との疑問を呈している。ロシアに関して述べるならば、米国はロシアに対して「ウクライナ・カード」を使用するために巨額の資金を費やした。ロシアは、マレーシア機の墜落を含め、あらゆることで非難されている。米国は、EUが自分たちの利益に反して対ロシア制裁を発動せざるを得ない状況に置くために、ロシアに濡れ衣を着せた。ポール·クレイグ·ロバーツ氏は、このように指摘している。同氏によると、これら全ては「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」の範囲内のものだという。「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」によると、ロシア、あるいは他のあらゆる国々の台頭は阻止さればならない。なぜなら米国は、唯一の超大国であり、自国の一方的な行動が制限されるのを我慢できないからだ。ポール·クレイグ·ロバーツ氏は、このように締めくくっている。

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    露米関係, 中国, ロシア, 米国
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