03:33 2020年01月20日
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シリアへのロシア作戦参加から1年、テロ闘争は今なお続く (74)
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9月19日の国連とシリア・アラブ赤新月社が共同で組織した人道支援車列への攻撃は「よく準備された芝居」である。シリアの支援の国際シリア支援グループ内の独立専門家らの予備調査結果より。

専門家らは、メディア報道にある写真や映像、また車列をフォローしていたロシアのドローンの記録を比較分析した。映像には「人道支援車列に隠れて移動する明らかに口径の大きな迫撃砲で照準を合わせている車」が見られるという。

9月19日のレポートを見ればまさにこの場所で、過激派アル=ヌスラ戦線がアレッポへの大攻勢を開始したことが分かる」という。

また車列の損傷は空爆では起こりえないようなものであるという。狭い空間で爆発の衝撃波が走れば少なくともトラックや貨物ボックスが横転し、破片が付近の家の壁に食い込んだはずである。

独立専門家ら、アレッポでの国連人道支援車列への攻撃を芝居と断じる
© AFP 2019 / Omar haj kadour
独立専門家ら、アレッポでの国連人道支援車列への攻撃を芝居と断じる

しかし写真を見るとシートが落ちたのみで、トラックからは段ボール箱も落ちなければタイヤが打ち抜かれることもなかった。 空爆の結果できたとされる漏斗状の穴も奇妙だという。「穴の中央から外へ物が拡散するのでなく、まるでブラックホールのように、むしろ集まっている」

独立専門家ら、アレッポでの国連人道支援車列への攻撃を芝居と断じる
© REUTERS / Ammar Abdullah
独立専門家ら、アレッポでの国連人道支援車列への攻撃を芝居と断じる

「この予備的な分析を要約すると、本件はよく準備された芝居もしくは偽の攻撃であるという結論が出るかもしれない」と報告書。

調査グループに近い外交筋はスプートニクに対し、報告書はグループ内で閲覧され、参考のため米国の代表者らに提出されたが、彼らは「結論に同意しかねる立場を表明した」と語った。

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