23:01 2019年11月17日

スノーデン氏、「ロシア滞在で生活が楽になっているようなことはない」

© AFP 2019 / Philippe LopezOPEZ
政治
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米機密情報を暴露して現在はロシアで暮らしている米中央情報局(CIA)の元職員のエドワード・スノーデン氏は、米国のコメンテーター、ジョー・ローガン氏のインタビューで、ロシア滞在で自分の生活が楽になっているようなことはなく、一度に2カ国の当局に対して反対の立場にあることは困難だと語った。

スノーデン氏はインタビューで「私の生活は楽にはなっていない。私が閉じ込められている国を私は自分で選んだわけではない。人々はそれを覚えていないが、私がラテンアメリカに向かっていた時に米当局が私のパスポートを無効にしたため、私はロシアでブロックされた」と述べた。

またスノーデン氏は、一度に米国とロシアの2つの当局の政策に対して反対の立場にあることは困難だと語った。

またスノーデン氏は「私はロシアの選挙の投票についてツイッターに投稿し、ロシア大統領を名指しで批判し、監視に関するロシアの法律などを批判した」と述べた。

さらに同氏は、3年ごとに更新する必要のある居住権をロシア当局がある時点で延長しない可能性もあるとの見方を示した。

スノーデン氏はまた、暴露したのは安全のためではないとし、「もし安全でいることを望むのであれば、今もハワイで皆さん全員のことを監視して大金を稼いでいただろう」と語った。

スノーデン氏がロシアに留まることとなった経緯

スノーデン氏は2013年6月、米英の特務機関がインターネット上で行っている追跡プログラムについて、ワシントンポスト紙と英ガーディアン紙に一連の機密資料を渡した。この行為に対し、スノーデン氏には30年の禁固刑が科せられる恐れがあった。スノーデン氏は米国を出国し、香港に向かい、そこからモスクワへと飛んだ。モスクワを経由してエクアドルへと渡るつもりだった。ところがこの時点でスノーデン氏は、パスポートが無効にされてしまったため、シェレメチエヴォ空港のトランジットゾーンから出られなくなった。ロシアはスノーデン氏に対して、米国に反対する活動を行わないことを条件に、1年を期限とした一時的な亡命を許可した。

回顧録の中で書いているように、スノーデン氏は2013年6月23日にモスクワのシェレメチエヴォ国際空港に到着した。その1年後、2014年8月、スノーデン氏は3年間の居住許可を与えられ、これによってロシア国内のほか、国外への渡航も許可された。そのさらに3年後、2017年1月、スノーデン氏の居住許可の期限はさらに2020年まで延長されている。

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