ロシア外務省が最大5年有効の観光ビザ導入を前向きに検討

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ロシア外務省は外国人に対して最大5年有効の観光用マルチビザを導入する提案が上がっていることに対し、前向きに検討していることが明らかになった。ただし、有効期間は段階的に引き上げる必要性を指摘している。ロシア外務省のエフゲニー・イワノフ次官が明らかにした。

連邦観光庁は4月末に最大5年有効の観光用マルチビザを導入することを提案しており、外務省側は導入を前向きに検討している。

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ロシア外務省のエフゲニー・イワノフ次官は露コメルサント紙の取材に応じ、現在は有効期間が最長1か月となっている観光用ビザの有効期間を6か月まで延長するうえでの法的手続きを2019年末から進めていることを明らかにした。ただし、滞在できるのは3か月となっているほか、申請時にはホテルの予約証明書を提出する必要がある。

イワノフ次官によると、ロシア外務省としては近々にもこうした観光用マルチビザの有効期間を1年まで引き上げることに支障はないという。

連邦観光庁が最大5年有効の観光用マルチビザを導入することを提案していることについてイワノフ外務次官は、外務省として「原則的には反対しない」としたうえで、「蓄積される経験を分析しつつ、この方向で段階的に進める必要がある」とコメントした。

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