04:58 2020年01月30日
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2019年のノーベル化学賞に選ばれた吉野彰さん(71)は8日、スウェーデンの首都ストックホルムで「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演を行った。吉野さんは「リチウムイオン電池の開発経緯とこれから」というタイトルで記念講演を行った。この講演の中で、リチウムイオン電池はこれからの社会で中心的役割を果たし、地球環境と経済、利便性が調和しつつ発展する持続可能な社会の実現に貢献すると説明した。

吉野さんは1980年代後半、勤務する旭化成でリチウムイオン電池を開発した。

リチウムイオン電池は、スマートフォンやノートパソコンに搭載、さらには電気自動車の動力源と、すでに身の回りのあらゆる場面で使われている。リチウムイオン電池の長所は、比較的コンパクトなサイズなのに充電すれば長時間持つ点だ。

吉野彰さんは、1948年大阪生まれ。京都大学を卒業後、旭化成に入社。1980年代後半にリチウムイオン電池を開発した。2019年、吉野さんはノーベル化学賞に選ばれた。ノーベル賞委員会は、リチウムイオン電池の開発は先駆的であり、携帯電話から電気自動車、未来の家庭向け蓄電設備など、現在と未来の生活の根幹を進化させてくれたと、リチウムイオン電池の開発意義を評価している。

吉野さんは10日、ストックホルムで行われるノーベル化学賞の授賞式に出席する。

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ノーベル賞, テクノ, 日本
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