17:26 2020年03月31日
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最近、働く世代が認知症やうつに近い症状で病院を受診するケースが増えている。これは主に、スマートフォンやパソコンの使い過ぎで脳が過度に疲れていることが原因だという。日本経済新聞による情報サイト「NIKKEI STYLE」が報じた。

脳神経外科医で有名な奥村歩氏によると、脳は視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を通じて情報を脳に入力し、前頭葉で情報の整理を行う。ところが情報量が多すぎると、前頭葉が処理しきれず、やがて「脳過労」の状態におちいる。

空き時間にはいつもスマホを操作している、仕事や家事の段取りが悪くなった、イライラすることが多くなった、物忘れが増えたなどの兆候が見られる場合は脳過労になっている可能性が高いという。

NHKによると、奥村氏は脳過労と診断された患者に「5分でいいから、スマホをさわらない、ぼんやりする時間を作る」ようにとアドバイスしている。このぼんやりしているときに活発に働く回路「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」が、脳に入力された情報を整理する役割を果たしている。

自分の脳のDMNを機能させるためには、皿洗いや散歩、ゴルフの素振りなど、無心になれる単純作業を行う必要がある。こうすることで、のぼんやりした状態を作り出すことができる。さらに、夜に十分睡眠をとることはもちろん、昼休みなどに15分程度の昼寝、椅子に座って5分だけでも目を閉じるのも有効だという。

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