17:10 2020年10月30日
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アンジェス社が大阪大学と共同開発中の新型コロナウイルス向けワクチンが、動物への投与で成果を示した。毒性試験結果を確認したうえで、臨床試験への移行を速やかに進めるという。同社がニュースリリースで発表した。

アンジェス社は25日、開発中のワクチンの投与により抗体ができることを動物実験で確認したと発表した。同社は新型コロナ向けDNAワクチンを大阪大学と共同開発することを3月5日に発表。3月26日から非臨床試験を開始しており、今回は動物へのワクチン投与で抗体価の上昇が確認でき、速やかに臨床試験(治験)に移る報告となった。

日本経済新聞によると、治験は当初9月開始を予定していたが、動物実験の成果などを受けて厚生労働省や医療機関などと治験前倒しについて協議し、7月に開始される運びとなる。有効性が確認できれば年内にも承認を受けて実用化される可能性がある。

DNAワクチンは、同社ニュースリリースによると、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴をもち、対象となる病原体のたんぱく質をコードするDNA(プラスミド)を接種することで病原体たんぱく質を体内で生産し、病原体に対する免疫を付与する。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全くもたないため安全とされている。


経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
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