06:58 2020年12月02日
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英イングランド南部にある遺跡ストーンヘンジの巨石について、ストーンヘンジから25キロ離れたウエストウッズの採石場で採掘されたことがわかった。考古学者チームがストーンヘンジの建設に使用された砂岩の化学組成を分析し、採石場が特定された。調査結果が学術誌サイエンスアドバンシスに発表された。

5年前、英国の地質学者らがストーンヘンジ中心部に使われている「ブルーストーン」の化学組成と鉱物組成を分析し、イングランド南部ウェールズの西端から運ばれたことを明らかにした。しかし、ストーンヘンジ周辺にはそれを構成する砂岩を採掘できる産地がなかったため、砂岩が採掘された場所は最近まで謎とされていた。

学者チームは、ストーンヘンジの52の砂岩すべての化学組成および同位体組成を詳細に分析、それらをイングランド南部のすべての採石場から採取した砂岩サンプルと比較し、この謎を解決した。学者チームは質量分析機器とX線装置を使い、各採石場から採取した砂岩サンプルとストーンヘンジの石を調査した。結果、すべての石がストーンヘンジから北に25キロ離れたウエストウッズの採石場から同時期に採掘されたことがわかった。

学者たちは今後、ストーンヘンジの巨石を25キロ離れた場所から運搬した方法や、なぜ近くの採石場ではなく、これほど離れた採石場を選んだのかという謎の解明に取り組む。

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