05:23 2021年09月24日
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米ワシントン大学セントルイス校医学部の学者らは、新型コロナウイルス感染症患者の血液中のミトコンドリアDNAの測定が、集中治療を必要とする重症化リスクが最も高い患者を特定するのに役立つ可能性があるとの結論に達した。ミトコンドリアDNAレベルによって、組織の損傷について結論を出すことができるという。

学者らは、コロナウイルスのパンデミックの問題の1つは、人工呼吸器の装着、透析、その他の治療を必要とする合併症など、どの患者が重症化するかを医師が予測できないことだと説明している。

学者らは、来院時の比較的簡便かつ迅速な血液検査によって、コロナウイルスに感染したどの患者が深刻な合併症を発症あるいは死亡するリスクが最も高いかを予測できることを発見した。

血液検査ではミトコンドリアDNAレベルを調べる。ミトコンドリアDNAの細胞から血流への放出は、体内で特定の種類の細胞死が起こっていることを示している。

学者らが、来院初日にミトコンドリアDNAレベルを測定したコロナウイルス感染症患者97人を調べたところ、結果的に集中治療室で治療を受けたり、人工呼吸器を装着したり、または死亡した患者のミトコンドリアDNAレベルは、はるかに高かったという。なお学者らは、年齢、性別、健康状態とは無関係だと述べている。

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新型コロナウイルス, 研究, 健康
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