04:33 2021年05月18日
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サイト「ユニバース・トゥデイ」は、太陽系外惑星の発見ブームに続く次のステップとなるのは、生命の痕跡を示す可能性を持つ有機化合物イソプレンの探索であるとの見解を示し、これを目的として、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡またはハッブル宇宙望遠鏡の100倍の能力を持つナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡が宇宙に送られることになるだろうと指摘している。

研究者らによれば、系外惑星の大気中に有機化合物イソプレンがあれば、生命が存在することを正確に示すものとなるという。というのも、かつて有機物存在の証拠だとされていた酸素、二酸化炭素、水、メタンは生命の存在しない惑星でも蓄積されることが解明されたからで、イソプレンだけは細菌から植物、動物に至る生命体によってしか生成されないからである。

ユニバース・トゥデイで発表された研究者らの試算によれば、生命が誕生する惑星の大気中にはイソプレンが大量に含まれているという。それは、単細胞生物が唯一の生命体で、藍藻が光合成を行いながらゆっくりと地球の周りに酸素を放出していたときにも見られた状態であるとのこと。

研究者らは、系外惑星における生命体の探索の道には、少なからぬ困難があるのは間違いないが、今後数年のうちには、天文学者らが数千の系外惑星の大気を調査し、イソプレンの存在を確認することで、生命の存在についてより詳しい答えを出すことになるだろうと予測している。

大気の成分を特定するためのスペクトル分析が行える太陽系外惑星グリーゼ486が発見されたというニュースは「スプートニク」の最近の記事よりお読みいただけます。

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