10:49 2021年09月28日
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大人気の短編動画投稿アプリ「TikTok」は2日、米国でのプライバシーポリシーの変更を発表した。新ポリシーには、同アプリはユーザーのコンテンツから「フェイスプリントやボイスプリント」など、生体認証の識別子や情報を収集することがあるとの項目が導入された。

新しいポリシーの「画像および音声情報」の項目には、「我々は、お客様のユーザーコンテンツや、顔写真や指紋など、米国の法律で定義されている生体認証識別子やバイオメトリック情報を収集することがあります。法律で同意が義務づけられている場合は、収集を行う前に必要な許可をお客様に求めるつもりです」と記載されている。

この新項目の冒頭の部分には、TikTokは「フレーム内に登場する物体や風景の識別、画像内の顔や体の特徴の有無や位置、コンテンツ内で話されている言葉や音声の特徴など」、ユーザーコンテンツに含まれる画像や音声に関する情報を収集できると説明されている。

新ポリシーには、このデータ収集の目的は「特別な映像効果、コンテンツのモデレーション、人口統計学的分類、コンテンツや広告の推奨、個人を特定しない操作など」を可能にするためのものだと記されている。

現在、米国で生体情報のプライバシー法を制定しているのは、イリノイ州、ワシントン州、カリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州などごく一部の州に限られている。TikTokがユーザーの同意を求めているのが、「法律で義務づけられている場合」だけだとすると、上記以外の州ではデータ収集を通知しない可能性がある。

今回のプライバシーポリシーの変更は、TikTokがイリノイ州の生体情報プライバシー法に違反しているとして、同アプリに対する集団訴訟が起こされ、最近和解したことを受けて行われた。今回のポリシー変更により、TikTokはこの問題で今後起きる訴訟から自らを守った可能性がある。

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