01:37 2021年08月06日
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中国黒竜江省ハルビン市で1930年代に発見された頭骨の化石について、これを研究した人類学者たちは、ネアンデルタール人よりも現生人類(ホモ・サピエンス)に近い新種だとする研究論文を発表した。論文は、学術雑誌The Innovationに掲載された。

論文1、論文2、論文3によると、1930年代にハルビン市で発見された頭骨は、これまでに発見された古代人の頭骨の中で最も大きい。

学者らは、脳のサイズは現代人と同程度だった可能性があるとの見方を示している。一方、その他の部分のほぼ正方形の眼窩(がんか)、眼窩上隆起、幅の広い口や大きな歯は、現生人類ともネアンデルタール人とも異なっているという。

学者らはこの新種を、中国語で竜を意味する「long」にちなんで「Homo longi(ホモ・ロンギ)」と名付け、約14万6000年前のものと推定した。

論文の共著者シージュン・ニー氏は「ハルビンの頭骨は、ホモ(Homo)の多様性と古代の人々の種と個体群間の進化的関係に関するより多くの証拠を私たちに与えている」と述べている。

学者らは研究過程で、現代人はこれまで考えていたよりもはるかに早くネアンデルタール人から分離していたと推定した。

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