13:49 2021年09月23日
テック&サイエンス
短縮 URL
0 52
でフォローする

米国の非営利報道機関プロパブリカが、これまでチャットの安全性を豪語してきたWhatsAppが実は、苦情をよせたユーザーを調べる目的でそのメッセージの暗号を定期的にはずしていた事実をすっぱ抜いた。

プロパブリカによると、WhatsAppの契約企業アクセンチュアでは1000人以上の社員が定期的にWhatsAppのユーザーの個人的な読んでいた。プロパブリカは内部文書やアクセンチュア社の元社員や現役社員の証言を引用している

モデレーターらは毎日、600通近くのメッセージを検閲し、1通あたり1分弱の時間を割いている。モデレーターらはメッセージを書いた人物のアカウントをブロックしたり、この先の監視が必要という印をつける権利を有している。

プロパブリカの指摘するように、WhatsAppは今までユーザーの通信内容の保護を主張してきた。特に、チャットを送信するたびにメッセージは「「エンドツーエンド暗号化で保護」されており、「WhatsAppを含む第三者」はメッセージを閲覧できないという通知が表示される。

ところが同誌によると、ユーザーが苦情を申し立てると、モデレーターは暗号化されたメッセージだけでなく、その4つ前の、写真やビデオを含むメッセージにもアクセスできるようになる。アクセンチュアの社員は通信内容のほかにも、ユーザーの名前や写真、電話番号、ユーザーが関連するFacebookやInstagramのアカウント、さらには携帯電話のバッテリー残量など、暗号化されていない情報を見ている。

WhatsApp社のコミュニケーション担当ディレクターのカール・ウォーグ氏はプロパブリカからの取材に、「最悪」の違反者を特定してブロックするために、自社の契約会社がユーザーのメッセージを確認していることを認めた。

関連ニュース

タグ
テクノ
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
  • コメント