米当局者の話として伝えたもので、中国とフィリピン、台湾が領有権を争う南シナ海・スカボロー礁(中国名・黄岩島)周辺で米駆逐艦が回収する見通しという。
一方、国防総省のクック報道官は19日の会見で、「安全な返還の詳細や時期について中国当局者と協議を続けている」と述べるにとどめた。中国政府は17日、「返還に同意した」と発表。返還に向けた交渉を行っていることを明らかにしている。
米側は「潜水機が違法に奪われた」と正式に抗議したが、中国側は「正体不明の装置を発見し、識別調査した」と正当性を主張している。時事通信が報じた。