12:35 2021年05月06日
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トルコのタイイップ・エルドアン大統領はウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領とイスタンブールで会談し、ウクライナ政府がクリミア「奪還」を目的として開催する「クリミア・プラットフォーム」への支持を表明した。

トルコを公式訪問中のゼレンスキー大統領はトルコ・ウクライナ最高レベル協力会議に出席し、エルドアン大統領と協議を行った。協議の中で両首脳はウクライナ領の統合を目的とする「クリミア・プラットフォーム」への支持を確認した。

会談の中でエルドアン大統領は「このプラットフォームがクリミア・タタール人とウクライナの問題解決となることに期待を示す」と発言した。クリミア・タタール人は伝統的な居住地を追われており、難民となったこれらタタール人の生活水準向上をトルコ政府は「人道的・歴史的使命」とみなしているという。

8月23日に開催予定の「クリミア・プラットフォーム」を通してウクライナ政府はクリミアの「奪還」を目指しており、これまでリトアニア、トルコ、フランス、英国、ドイツ、カナダ、米国に参加を呼び掛けてきた。

そのほか、会談で両首脳は航空機製造や国防産業、エネルギー保障など、100億ドル規模の経済協力体制構築に加え、テロや分離主義、過激派組織との戦いでも共闘する姿勢を確認した。

ゼレンスキー大統領は会談後の共同記者会見で、黒海地域における脅威そのもの、および脅威への然るべき対応に向けた手段はトルコとウクライナの間で一致していると発言した。

一方、エルドアン大統領は会見で、両国の国防産業における協力体制は第3国を対象にしたものではないと強調した。


クリミアは、2014年3月に実施された住民投票の後、再びロシ アの地域となった。住民投票では、ウクライナで発生した2月の国家クーデターの合法性を認めない住民の大多数が、ロシアの構成主体に入ることに賛成票を投じた。

ロシアは、クリミアでの住民投票の実施について、国際法と国連憲 章に合致していると強調している。

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ウクライナ, トルコ, ロシア
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