01:04 2021年10月19日
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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は国連総会で演説を行った中で、国連について「自分に何ができるかを忘れ、年金をもらうスーパーヒーロー」と発言した。

ゼレンスキー大統領は国連総会で演説を行った中で、次のように発言した。

国連は何もできないという非難や批判を長いこと受けている。何より恐ろしいのは国際連合が国際連盟に後戻りしたことだ。そして今日の国連は自分に何が出来るかを忘れ、年金をもらっているスーパーヒーローのようだ。国連は自らを重荷で、人生を無駄に過ごしてしまい、もはや誰にも必要ない衰弱した老人としてみなしている。

そのうえでゼレンスキー大統領は国連憲章を見直す必要性を指摘した。

我々は国連を若返らせたい。手始めに憲章を更新する必要がある。これは各国が各自の希望での順守を促す推薦状ではない。各自で取り組むように、という文言はそこに存在しない。仮にそうであれば、世界はCOVID-19の試験、団結の試験で落第したことを認める羽目にはならなかったであろう。

ゼレンスキー大統領は演説の中で、国連による新型コロナウイルスのワクチン配分に向けた取り組みも批判した。演説の中で大統領は、国連が平等を定めているものの、加盟国内には複数の等級があるとした上で、「我々はみな平等で、同じ船に乗っているものの、真っ先に救命胴衣を受け取るのは一等車の乗客なのだ」と発言した。 

また、国連はウクライナが開催したクリミア返還を求める国際的サミット「クリミア・プラットフォーム」に国連の代表団を派遣したかったことも批判した。

ロシア情勢について言及した中ではロシア連邦議会の下院選挙がクリミア半島とウクライナ東部のドンバス地域でも実施されたことに抗議したほか、ドンバス地域のウクライナ人にロシア国籍のパスポートが配布された現状に批判を加えた。 その上で「国連がこの状況に行動でもって反応しないのであれば、もはや若返らせることも既に時期を逸したことの証拠ではないか」と発言した。 

ゼレンスキー大統領が国連本部を後にする際、リアノーボスチ通信の記者がウラジーミル・プーチン大統領とはいつ会談する予定かと質問したのに対し、「向こうの用意ができた時」との回答を受け取った。

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ウクライナ, 国連, ロシア
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