報道によると、北海道職員は10日に開催された漁師や漁協関係者との会議で漁獲物の重量を全て測定し、操業日誌の記載内容と一致しているかチェックするよう指導していた。
根室市の落石漁港では14日午前0時すぎ、落石漁協所属や根室、歯舞両漁協の船を含む7隻が出港した。
南クリル諸島の周辺海域で日本漁船の拿捕が相次いだことから、「安全操業」は1998年の露日政府間協定に基づいて行われている。
操業条件は毎年の交渉で決まる。2019年の漁獲量はタコ漁が216トンとなっているほか、スケソウダラが955トン、ホッケが777トンで設定されている。