日本の振る舞いに関わらず、ロシアは「KAZU1」の不明者捜索に協力=ザハロワ報道官

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ザハロワ報道官 - Sputnik 日本, 1920, 14.05.2022
露外務省のマリア・ザハロワ報道官は13日、日本の北海道知床沖で遭難した観光船「KAZU1」の行方不明者の南クリル諸島(日本側名称、北方領土)での捜索に関して、「日本側が自国民の捜索よりも領有権の主張を優先させている」と批判した。一方で、人道的観点から、露が今後も行方不明者の捜索に協力する意向を示した。
露外務省は5月6日、「南クリル諸島のロシアの領海」で遭難者を捜索していると表明していた。
ザハロワ報道官は、露は日本側の要請に基づいて南クリル諸島近海における捜索や救助に協力してきたと指摘。それにも関わらず、日本の外交当局は5月6日の「KAZU1」に関する露外務省のコメントについて、南クリル諸島に関する日本の法的立場に反するとして在日露大使館に抗議するといった「不体裁な試み」を行ったと批判した。
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ザハロワ報道官は「日本の外交工作は、不適当で意味がなく、全く根拠薄弱だ」としたうえで「南クリル諸島における露の主権に疑いはない」と主張した。
また、日本側は自国民の捜索よりも領有権の主張を優先させていると指摘し、「反露ヒステリーを背景に日本側が外交的な倫理観だけでなく、基本的な人間性を忘れている」と述べた。
一方で、「このような日本側の振る舞いに関わらず、ロシアは人道的観点から遭難した方々の救助にあたる」と捜索活動で日本に協力する姿勢を示した。
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4月23日、知床半島沖で乗員乗客計26人が乗る観光船「KAZU 1」が沈没する事故が発生。翌24日には11人が、28日には3人が発見され死亡が確認されていた。さらに、5月13日にはクナシル島の海岸に不明者とみられる女性の遺体が打ち上げられているのが見つかっていた。
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