バイデン大統領が署名のウクライナ支援　英語圏メディアの反応

米国のバイデン大統領は24日、ウクライナへの軍事支援を盛り込んだ法案に署名した。その後まもなく、国防総省は10億ドル（約1550億円）規模の軍事支援パッケージを発表した。また、同省はスプートニクに対し、今年3月のウクライナ支援に長距離ミサイル「ATACMS（エイタクムス）」を盛り込み、秘密裏に引き渡していたことを認めた。ウクライナ当局の要請により公表しなかったという。

フィナンシャル・タイムズ

米軍は予め大部分の兵器や装備を供与に向けて準備していたため、迅速な引き渡しが可能となる。

ワシントン・ポスト

大統領の署名とエイタクムスミサイルの秘密供与の発覚は、米国が「政治的麻痺」の時期を乗り越えたことと、ウクライナ支援のイニシアチブ再開の用意があることを意味する。

ウォール・ストリート・ジャーナル

新しい軍事支援を考慮しても、ウクライナは今年の間「前線で現状維持する」ことしかできない。領土奪還という話は何も出てこない。