05:44 2020年05月26日
経済
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ロシアの石油企業は、OPECプラスの原油減産協定が期限切れとなった後も4月初めからの増産には踏み切らないだろう。ブルームバーグは情報筋を引用して報じた。一方、サウジアラビアは反対に、4月以降の採掘量は3月の水準の3分の1近く上回り、増産に転じている。

ブルームバーグの専門家らが原油取引関係者内の情報筋を引用するところによれば、サウジアラビアは4月1日以降の原油生産量を日量1230万バレルへの引き上げを急いでおり、そのうち1060万バレルを輸出する。これによって、国内市場から国外市場への原油供給の部分的な方向転換が可能になる。

さらにブルームバーグの専門家らが非公式筋から入手した情報によると、ロシアは逆の立場をとっており、4月1日からの原油増産は行わないとしている。

3月12日、ロシアの主要石油会社の幹部は、アレクサンドル・ノバク露エネルギー相との会談後、1バレル8~10ドルの低価格でも操業すると表明した。また幹部らは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でエネルギー市場が依然として供給過多状態にあることから、4月からの増産は経済的な利益をもたらさないとの見解で一致した。

3月6日のOPECプラス会合では減産強化の合意に至らなかった。その直後から原油価格が上下し始めた。ロシアはその会合で、2020年第2四半期から日量150万バレルの追加減産をするというサウジアラビアの提案を支持しなかった。協定決裂後、原油価格は一時30%下落した。

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OPEC, 石油, ロシア, ロシア経済, 経済
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