17:22 2021年01月18日
新型コロナウイルス
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トルコ人研究者らはSARS-CoV-2の感染では無症状の患者の方が症状の出ている患者よりもウイルス負荷が高いことを発見した。研究者らはこの特徴こそが新型コロナウイルスが他の感染症と異なる点であり、各国政府の尽力にも関わらず、感染抑制が功を奏さない原因は、無症状者が感染していることを知らずに活発に動き回って、蔓延させることにあると指摘している。研究結果は学術誌「インフェクション」上に公開された。

研究者らはCOVID-19の陽性反応が出た患者60人の咽頭、喉、口腔、直腸から採取した粘液と唾液、血液、尿など360の検体を調べた。これらの患者の25%が無症状、75%に症状が認められた。

無症状の患者全員のほうが、症状の出ている患者より体内のウイルス負荷が高いことがわかった。この数値は患者の年齢が上がるにつれ、症状の重さにつれて低くなっていた。

研究者らは、 SARS-CoV-2の低いウイルス負荷 は、胸部の細胞のコンピュータートモグラフィーで見られる「すりガラス状」の陰影、リンパ球の数の少なさと患者の高年齢といった、コロナ感染の予測を難しくするファクターと相関関係にあると指摘している。

研究者らは、無症状の患者にウイルス負荷が高いことは、このコロナウイルスの感染力の強さの原因の氷山の一角である可能性があると考えている。

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

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トルコ, 新型コロナウイルス, 科学研究, 科学
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