同チームは、マスクを着用していない10人がテーブルを囲んで会話をした場合の飛沫の状況を調査した。その結果、無風状態では対面で1メートル先の3人に飛沫が届き、正面の人は飛沫全体の1割を浴びた。30秒間の会話で約1万個の飛沫が発生している。微風(毎秒0.5~1メートル)の場合には、飛沫はより広範に飛び、正面や風下にいる最大6人が浴びることとなった。
同研究チームは、屋外でも感染リスクが下がるわけではなく、状況によってリスクは高くなると注意を呼びかけた。
3月9日、日本の理化学研究所にある世界最速のスーパーコンピューター「富岳」が本格稼働を開始した。