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    アンドレイ・コンチャロフスキー監督

    コンチャロフスキー監督、黒澤明氏が寿司を作ってくれたことについて話す

    © Sputnik/ Евгений Одиноков
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    アナスタシア フェドトワ
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    6月5日、ロシアの巨匠アンドレイ・コンチャロフスキー監督の最新作「パラダイス」のジャパンプレミアがTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。監督はスピーチの中で、黒澤明監督との関係や日本文化について話した。スプートニク記者が現場からお伝えする。

    スプートニク日本

    コンチャロフスキー氏と黒澤監督の最初の出会いは70年代にさかのぼる。そのとき彼らはモスクワにある映画スタジオで、それぞれ別の映画の制作をしていた。コンチャロフスキー監督によれば、彼は畏敬の念と驚きをもって、黒澤監督が働いているスタジオの側を通り過ぎていたという。それから10年が経ち、巨匠達はともに、映画「暴走機関車」の制作に打ち込んだ。そのときコンチャロフスキー氏は黒澤監督が作ってくれた寿司を食べることができた。

    コンチャロフスキー氏は「最後に東京に来たのはもう30年も前だ。そのときの訪問のことを私は決して忘れない。偉大な映画監督である黒澤氏が、富士山をバックに、自分で寿司を作ってくれたのだから。そのことを忘れるなんてできませんよ」と話した。

    コンチャロフスキー監督はまた、創造の過程で困難に陥ったときはいつも、日本の哲学を思い出すのだと打ち明けた。「日本の哲学の公理のひとつに、もし自分が真理の中にいるのなら、真理を探すことはやめるはず、というものがあります。私は日本映画に感謝しています。なぜなら私は今に至るまで、非常に頻繁に、偉大な日本映画の中から必要な決定を拝借するからです」

    アンドレイ・コンチャロフスキー監督は「ロシアの季節」プロジェクトの一環で、既に国際的に高い評価を受けている最新監督映画「パラダイス」を日本にもってきた。この映画は第73回べネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞している。

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