20:21 2021年10月16日
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ロシア人ハッカーとの関係が疑われている集団BlackMatterが、米アイオワ州の農協を攻撃し、およそ600万ドルを盗んだ。この集団について、専門家らの間では、先日、米石油大手の「コロニアル・パイプライン」から1100万ドルを奪ったDarkSideが再結成した可能性が取りざたされている。ワシントン・ポスト紙が報じている。

ワシントン・ポスト紙によると、ハッカーらは農業協同組合「New Cooperative 」の鶏、豚、牛数百万匹の飼育を管理するコンピューターシステムに侵入し、590万ドルを盗んだ。ハッカーらはさらに協同組合の支払いに関する書類、研究開発、土壌管理用ソフトウェアのコードなど、1テラバイトのデータ公開を脅迫した。

協同組合内の情報筋によれば、組合は脆弱性を特定し、攻撃を回避する方法を見つけることに成功したが、万一に備え、全コンピュータネットワークの通信を切断し、灌漑最適化と土壌施肥のためのソフトウェアの停止を余儀なくされた。

DarkSide の攻撃によって2021年最大の犠牲を被ったのは米国東海岸のパイプライン最大手の「コロニアルパイプライン」。同社の作業は6日間にわたって麻痺した。ワシントン・ポスト紙はBlackMatterについてサイバーセキュリティの匿名の専門家らの見解を引用し、DarkSide が再結成した集団である可能性があると報じている。

米連邦捜査局(FBI)は9月初めにハッカーらの攻撃の矛先が農業セクターに向けられ、営業妨害、金銭的損害、食料品のサプライチェーンの障害などが出ていると警告を発していた。

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