2011.03.25 , 13:56

チェルノブイリ救助隊 福島原発事故に連帯の意

チェルノブイリ救助隊 福島原発事故に連帯の意

 かつて、チェルノブイリ原子力発電所での救助作業に当たったメンバーらが記者会見をひらき、日本の福島原発で救助に当たっている職員らに同情と連帯の意を表明した。

 今回の記者会見の始めには、日本での犠牲者に対する1分間の黙祷が行われた。

 チェルノブイリ原発事故での作業を率いたニコライ・タラカノフ氏は、「深い同情の意を表明する。もしも私にまだ力があって、健康であったならば、すぐにメンバーを集めて現地に赴いたことだろう。日本の人々も英雄的だ。」と述べたうえで、「福島第一原発は1974年に建てられた古いものだ。」と付け加えた。

 またウラジーミル・ロボフ元ソ連軍参謀総長は、「日本国民および全世界にとっての巨大な悲劇だ。世界の科学時術は行き詰っている。世界の発展、技術の進歩を停止させるときがきた。なにが正しく、なにが正しくないのかをもう一度、立ち止まって考える時期だ。」と述べている。

 ニコライ・アノシキン大将は、「日本では対策が遅れ、チャンスを逃してしまった。チェルノブイリでは8日間で原子炉を閉鎖した。」との考えを示した上で、「日本人はチェルノブイリの教訓を十分に活かさなかった。原子炉は、電力および水の供給ラインが幾重にも設けられている必要がある。チェルノブイリでは電力供給施設の上をヘリコプターが飛行することは厳しく禁止した。というのも、万が一墜落した場合に、電力供給がストップしてしまうからだ。日本はそのような教訓を十分に活かさなかった。」との考えを示している。

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