広大なヴォルガ川の流れ、そして松林、光に満ちた白樺林がロシアの小都市の旅に特別な魅力を増す。
ヴォログダ州を流れる2つの川の合流地点に古くから栄えたこの町にはおとぎの世界の主人公が住む。ロシアのこどもたちが一度は行って見たいと憧れるその理由は?
アンナ・ドストエフスカヤ「7月23日。今日は朝早く起きた、けど幸いなことに吐き気は全然ない。12時に郵便局に出かけたが、手紙は誰からも来ていなかった。家に戻ると、フョージャはもうルーレットに出かける準備が出来ていた。
ボルガ河畔の古都、コストロマの表情は明らかに他とは異なる。一言で言えば目に麗しい。こうした町はロシア国内にそうたくさんあるわけではない。
ロシアのすぐれた演出家メイエルホリドは、身体表現を重視した演劇性に富む舞台を次々に演出し、世界の現代演劇に計り知れない影響を与えた。
ヴェーロチカという名前の小さな女の子が重い病気に罹った。それでその子のパパであるフョードル・クジミッチは心配でたまらず、夜も眠れなかった。
サンクトペテルブルク出身の歌手オレグ・ポグーディンは、ロシアのどこの町で公演しても、いつも大入りの満員だ。
野口聡一さん「世界初の宇宙飛行士、ガガーリンが出発したのと同じ発射台から宇宙へ行けるのは、宇宙飛行士冥利に尽きる!」
皆さんに「宇宙飛行学の日」をテーマにした過去の番組をご紹介します。
ロシアナ2人がモスクワ郊外にある宇宙飛行士訓練センター「星の街」を訪れ、宇宙飛行士たちの訓練施設を見学したり、野口聡一飛行士と一緒にISSで活動したロシアのオレグ・コトフ飛行士にインタビューを行った。
サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場は歌劇団、バレー団としても、ロシア及び世界の最高峰の芸術集団に数えられる。
ロシアの天才的な,正確にいえば、異端の天才というべきピアニストである作曲家のアレクサンドル・スクリャービンは、20世紀初頭の音楽の世界でまさに斬新で、独創的な独自の自分の世界を作り出し、新しい可能性の扉を果敢に開いた。
ご存知のように、ロシア語はもっとも表現力豊かな言語だが、もっとも難しい言語でもある。そのため、外国人はロシアでロシア語を勉強するほうがいいのではないだろうか。
「忍者になりたい」と切望するロシア人の子どもは、おそらく忍者発祥の地の日本よりも驚くほど多い。
『職場恋愛』という映画の冒頭に70年代のモスクワが映し出される。主人公は二人、アナトーリーとリュドミーラだ。アナトーリーは統計研究所で働く男で、古ぼけた背広を着た、うだつの上がらない典型的なサラリーマンだ。妻には逃げられ、二人の息子を一人で育てている。
この映画は、友情と裏切り、そして罪と後悔の物語だ。
グリボエードフの人生はあまりにも多くの謎に満ちている。生まれた年でさえ実はいまだに正確に分かっていない。グリボエードフの名を広く知らしめたのは実際、たった一冊の著書『知恵の悲しみ』だった。
ユーリ・アンドロポフはロシア史のソ連時代の中ではもっとも謎に満ちた興味深い人物だといえる。アンドロポフのたどったキャリアは、この時代には多くの面で典型的なものだったが、アンドロポフは独創的な政治家であり、その人間性は、多くの歴史家にとってはいまだに謎に包まれている。
ロシアではいつもジプシーの歌が人気で、愛されている。富裕な家はすべての祝い事にジプシーのコーラスを招いた。ジプシー音楽は、情熱に溢れて、誰もが感動せずにはいられない。
ソチという名前を聞くと、ロシア人の頭の中には豊かなリゾート地の様子が思い浮かぶ。「どこかでお会いしました?ソチにいらっしゃったことがありますか?」ロシアの有名な映画『モスクワは涙を信じない』の中でヒロインはこんな質問を出されて、こう答える「みんな一緒の地位、一度ソチを訪れるものですわ!」これはフィクションではない。