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    外務省:米国の行動は、ロシアを核兵器増強へ追いやる

    外務省:米国の行動は、ロシアを核兵器増強へ追いやる

    © AFP 2017/ Alexander Nemenov
    政治
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    米ニューヨークで開催されている核兵器不拡散条約再検討会議の参加者たちは、総括宣言を採択できない可能性がある。ロシア外務省のウリヤノフ不拡散・軍備管理局長が、国連でロシアの記者団に発表した。

    ウリヤノフ氏は、「世界では戦略的安定を損ねるネガティブな傾向が力を増している。従って、核軍縮の見通しも同じだ。なお、これらのネガティブな要因は、我々から発生しているものではない。それらは米国から出ている」と述べた。

    ウリヤノフ氏はそれらの要因として、ミサイル防衛問題における米国の行動、グローバル・ストライク・プログラム、米国が宇宙空間における兵器配置禁止に関する話し合いや包括的核実験禁止条約の批准を拒否したこと、また「欧州における通常兵器分野における深刻な不均衡」を挙げた。

    ウリヤノフ氏は、「米国の行動によって、我々にとって完全に正反対の要因が現れている。それ等の要因は、何らかの状況で核ポテンシャルの増強開始へ追いやる可能性がある。しかし我々はまだそれを行おうとはしていない」と述べた。

    ロシアも、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する核を保有しない国々が、核兵器使用のスキルを獲得するNATOの共同核任務を懸念している。ロシアはこれらの任務について、核拡散防止条約に違反しているとみなしている。

    ウリヤノフ氏は、「我々はこれらの問題を十分に断固とした態度で提起した。我々のNATOのパートナーたちは病的に反応し、言い訳を始めた。彼らは納得のいくように証明することはできなかった」と述べた。

    ウリヤノフ氏によると、現在、核不拡散防止条約(1970年に発効)は、「強度のテスト」を受けているという。

    ウリヤノフ氏は、「もし何らかの不具合が生じた場合、このような大騒動や精神的な緊張が起こっている状況では、出来事がそのように発展する可能性が高まる。誰にとってもよいことにはならない」と指摘した。

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    戦争・紛争・対立・外交, 露米関係, 核兵器, 米国, ロシア
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