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    ウクライナ安全保障庁の職員

    拘束と押収‐旧正月を前にしたウクライナからベトナム人への贈り物

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    政治
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    ウクライナ南部の港町オデッサで暮らし、働いているベトナム人たちは、旧正月を前に一種独特な「贈り物」を受け取った。ソ連時代、戦争が行われていたベトナムへの支援物資を積んだ船は、このオデッサから出港し、当時町の通りの一つには、初代ベトナム社会主義共和国国家主席を務めたベトナムの政治家トン・ドゥック・タン(孫徳勝)の名が命名されていた。

    しかしウクライナの現指導者たちは今、伝統どころではないのだ!彼らによってゆがめられた今のウクライナの生活では、あらゆる否定的なことが起こり得る。その一つが、ロシアに対する敵対的行為と並ぶ反ベトナム行為だ。

    例えば、オデッサのベトナム人街「ロータス」では、手入れが行われた。この手入れの目撃者で、被害を受けたオデッサのベトナム起業家協会の会長グエン・ヴァン・マニュ氏は、通信社「スプートニク」のインタビューで、オデッサのベトナムコミュニティーはすでに30年前から存在しており、ベトナム人は法律を守って行動し、ウクライナの法を全ての面で遵守し、賃貸料や税金をきちんと支払っていると述べた。また多くのベトナム人がウクライナ国籍を取得し、ほぼ全ての人に子供がおり、子供たちは地元の学校や大学で学んでいるという。またオデッサのベトナム人が犯罪を起したこともない。しかし、ウクライナ保安庁の特殊部隊が、ベトナム人街を襲撃した。いかなる根拠も証拠もなく、ベトナム人街に住む何人もの人々が拘束された。

    新年の休日で祖国に帰り、誰もいなくなった家では、入り口のドアがこじ開けられた。現金や高価な品物は特殊部隊に盗まれた。拘束された人々は後に釈放されたが、現金と品物は未だに戻ってきていない。オデッサに住むベトナム人たちは皆、動揺し、先行きを心配している… なぜならベトナム人たちは法に従って誠実に暮らしており、ウクライナを第二の故郷と考えているのに、何のきっかけも理由もなく、突然このようなことが起こったからだ。今後さらにどのようなことが彼らを待ち受けているのだろうか?

    ベトナム外務省は、ウクライナ保安庁の行為を受け、断固とした抗議を行い、拘束者全員の釈放と、現金および高価な品物を全て返却するよう求めた。ロシア・ベトナム友好協会幹部会は2月3日、モスクワで声明を採択した。声明の中では、次のように述べられている‐

    「最近、ロシア・ベトナム友好協会には、ウクライナで暮らすベトナム市民から、ウクライナの政府機関及び治安機関による迫害に関する苦情が定期的に寄せられている。特に、ロシアに好意を持つベトナム市民に対する当局の横暴が指摘されている。ロシア・ベトナム友好協会幹部会の今回の会合では、この許すべからざる状況にしかるべき評価が与えられた。ロシア・ベトナム友好協会は、ウクライナ当局が再びその反人民的な本質を発揮したことを確認し、ベトナム外務省の抗議を完全に支持し、ベトナム側の正当な要求に加わった。ベトナム市民は、当時はソ連の人々と、今はロシアの人々、そしてウクライナの人々との友情と協力の伝統的な絆に常に忠実であり、今後もそうあり続ける。」

     

     

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