フィンランドには、自国で北極圏会議を開催する準備がある。同国政府は、サミットでプーチン大統領とトランプ大統領の会談が行われることに期待している。とはいえ、フィンランドは今のところ両政府からいかなる信号も受けていない。フィンランドのユハ・シピラ首相が述べた。
先に、露米首脳の会談地としてアイスランドの首都レイキャヴィークが提案された。そこでは30年前、当時のレーガン大統領とゴルバチョフ大統領によって冷戦に終止符が打たれたのだ。
北極圏会議はオタワ宣言に則り、1996年に設立された。これは政府間のハイレベルフォーラムで、特に環境保護における北極での協働を保障するもの。
先に伝えられたところ、ロシア大統領府は、米新政権とロシアのコンタクト(接触)が始まった後、トランプ新大統領の提案を議論することが可能だと考えているが、コンタクトはまだ始まっていない。