インフルエンザウイルスを死滅させる無害な紫外線ランプがつくられる

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米国の物理学者たちが、人間にとって無害だが、インフルエンザウイルスの粒子にとっては致命的な光を放射する新タイプの紫外線ランプをつくった。科学誌Scientific Reportsに掲載された記事の中で述べられている。

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今日多くの市町村当局がインフルエンザ対策に取り組んでおり、紫外線ランプを用いて建物、地下鉄車両やバスの内部などを殺菌している。

だが紫外線ランプには重大な欠点がある。それは、細菌やウイルスだけでなく、ヒトの細胞も死滅させてしまい、これが皮膚がんや白内障を引き起こすことだ。

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学者らは数年前、紫外線UV-C(波長200-280nm)が非常に効果的に細菌を死滅させることを発見したという。学者らがつくった紫外線ランプは、実験で、ヒト細胞を殺さずにウイルス粒子99%を死滅させることができた。

このような紫外線ランプが病院、公共の場、交通機関に設置された場合、インフルエンザだけでなく、結核や、その他の多くの空気感染または飛沫感染する疾病の対策にもなるという。

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