19:51 2020年11月25日
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ロシアのX線宇宙望遠鏡「スペクトルRG」が全天の観測を開始した。「スペクトルRG」のサイトによると、最初のテストスキャンは12月8日に実施されたという。

2019年7月13日、「スペクトルRG」はバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた

「スペクトルRG」には、2つのX線望遠鏡が搭載されている。1つはロシアのАRТ-ХS望遠鏡、もう1つはドイツのeROSITA望遠鏡だ。

この宇宙望遠鏡の主な任務は、2つのX線望遠鏡で全天の観測し、全天地図を作成すること。6か月ごとに精密な全天地図が1つ出来上がるため、観測期間の4年間で全天地図は合計8種類になる。

得られる観測データによって、かつてないほどの精密な全天地図の作成が可能となる。また、これにより、約300万個の銀河やクエーサー(天体の一種)、10万個の銀河群、約50万個の生存中の星、白色矮星、超新星爆発後のパルサー、超新星残骸、中性子星、太陽系を含む銀河系に存在するブラックホールが発見できる。

そして、個々の全天地図を比較することで、天文物理学者は宇宙でX線を放射する何百万もの天体の推移を観察できるようになるだろう。

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宇宙, ロシア
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