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27日、宇宙商業開発の新たな時代が幕開けする。この日、億万長者であるイーロン・マスク氏のスペースX社は、民間企業としてはじめて国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士を送り届けるためロケットを打ち上げる。ミッションが成功した場合、それはマスク氏と彼の企業ばかりでなく、現在、ロシアの宇宙船でしか宇宙飛行士を宇宙に送り出すことができないアメリカ航空宇宙局(NASA)にとっても大きな成果となる。
有人飛行船クルー・ドラゴンの打ち上げは、フロリダで現地時間16時33分(日本時間28日5時33分)に実施される。船内にはダグラス・ハーリー宇宙飛行士とロバート・ベンケン宇宙飛行士が搭乗する。クルー・ドラゴン号はロケット「Falcon 9(ファルコン・ナイン)」に搭載されて打ち上げられ、軌道上でISSとドッキングし、そこで2ヶ月間過ごすことになる。その後、クルー・ドラゴン号は地球に帰還し、大西洋に着水する予定。クルー・ドラゴン号の直径はわずか4メートルほどで高さは8メートル強、最大7人まで宇宙飛行士が搭乗できる。
ユーチューブのNASAのチャンネルかスペースX社のサイトで打ち上げの様子がライブ中継される。
すべてが成功した場合、NASAは軌道への宇宙飛行士の送付と帰還にスペースX社の宇宙飛行船を段階的に使用し始めることになる。
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