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国際宇宙ステーション(ISS)のロシア区画のモジュール「ズヴェズダ」の移動室にできた亀裂の幅は、髪の毛の太さに相当する。ISSロシア区画のフライトディレクターであるウラジーミル・ソロヴィヨフ氏が明らかにした。
ソロヴィヨフ氏は、「亀裂の幅は髪の毛の太さほど。そのため空気漏れの事実は、非常に鋭敏なデバイスによってのみ検出された」と述べている。
同氏によると、ロシアの機会製造中央科学研究所とクルニチェフ国家研究生産宇宙センターの専門家らが現在、亀裂が発生した原因を調査し、完全に修復する技術を研究している。12月には、空気を補充するための窒素と亀裂の封鎖手段をISSに供給する予定。
2019年9月、ISS内で小規模な空気漏れが発生していることが分かった。そこで乗組員は2020年8月から9月にかけて、空気漏れのモジュールのハッチを2回閉めて気密性を確認。これにより、漏洩箇所はロシア区画のモジュール「ズヴェズダ」の移動室で生じていることが明らかになった。専門家らは、ISSの船体に微小隕石やスペースデブリの破片が衝突したことが、亀裂発生の原因の一つになったとみている。
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