米国は4月初め、米製品に対し中国が知的権利を侵害していることに対する報復として輸入関税を導入する可能性がある中国製品1300品目からなるリストを公表。
一方、中国国務院は、米国から輸入される106品目の製品に対し25%の関税導入を決定した。
その結果、あとに続く数カ月にわたって、双方は極めて攻撃的な政策を互いに対して実施してきた。エコノミストらの話では、このことは世界経済を不安定化させる可能性がある。
ロイター通信は20日、関係筋の情報をもとに米中貿易交渉について、両国の当局者が、すでに半年以上続く米中貿易戦争に終止符を打つ通商協定締結の具体的な面に関する議論に着手したと報じた。
15日、中国の首都北京で行われている米中貿易協議において、両国間で幅広い合意に向けた交渉進展を示す声明の取りまとめに向けた詰めの話し合いが行われた。WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が報じた。
米中貿易戦争の影響を受けた中国のマクロ経済の変調、また同国経済の減速が米アップルの業績のみならず、日本企業にも大きな影響を及ぼしている。毎日新聞が報じた。
米政府高官は7日、3月1日の通商協議期限までにドナルド・トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と会談を行う可能性は「全くありそうにない」と明らかにした。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
サウスチャイナ・モーニング・ポストは関係筋の話として、米中が2月末にベトナムで首脳会談を検討していると報じた。
中国商務部は米中貿易協議の成果として、両国にまたがる貿易摩擦の解消のための基礎が築かれたと発表した。
ウォールストリートジャーナル紙の消息筋によれば、米中の代表らは両国間の緊張緩和にむけた貿易取引の構築を開始し始めている。
米政府の代表団が1月、中国を訪問する。代表団を率いるのは通商代表部(USTR)のゲリッシュ次席代表。27日、ブルームバーグ通信が報じた。
トランプ米大統領はツイッターで、中国との貿易協定に調印することへの確信を示した。
中国商務省は5日、米中貿易戦争をめぐり、「90日以内に、明確な時間表とロードマップに従い、積極的に交渉作業を進める」との方針を発表した。時事通信が報じた。
トランプ米大統領は4日、自身のツイッターに「私はタリフマン(関税の男)だ」と投稿し、中国との貿易摩擦の解消に向けた協議が決裂すれば、対中追加制裁関税を課すことを示した。時事通信が伝えた。
トランプ米大統領はツイッターで、中国当局が米国からの輸入自動車に対する関税の引き下げ及び撤廃に合意したと伝えた。
サラ・サンダース米大統領報道官は、ブエノスアイレスで1日開催された米中首脳会談の結果、中国が両国間の貿易不均衡の是正に向け米国から「相当量」の輸入を進めることで合意したと明らかにした。
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は1日(日本時間2日)、アルゼンチンで行われている20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて会談を行った。中国中央電視台が報じた。
国営石油会社「中国石油化工集団(Sinopec)」の李云鹏副社長は露中エネルギー・ビジネス・フォーラムの場で、米中貿易摩擦によるSinopecへの影響は避けられないとの見方を示した。
中国の習近平国家主席は17日、パプアニューギニアで同日に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事「最高経営責任者(CEO)サミット」での演説の中で輸入制限など保護主義的な手段を講じる米国をけん制した。NHKが伝えた。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は13日、11月末にアルゼンチンで開かれるG20サミットに合わせる米中首脳会談を前に、両国の閣僚が貿易協議の準備を始めたことを明らかにした。時事が伝えた。
中国の王受文商務次官は3日、中国が協議によって米国との貿易紛争を解決する用意があるとする声明を出した。
トランプ米大統領は2日、中国と非常に良好な貿易協定を締結できるとの見通しを示した。ロイター通信が伝えた。
トランプ米大統領は、中国との「素晴らしい」貿易協定の締結を自らが確信しているものの、中国にはまだそのような協定に向けた準備ができていないと述べた。