パリおよびブリュッセルのテロ実行犯少なくとも5人にベルギー政府から社会保証金が支払われた。合計額は5万ユーロを超える。ウォールストリートジャーナルが報じた。
ブリュッセル国際空港で自爆した2人と行動を共にし、逃走した「3人目の男」デアルモハメド・アブリニ容疑者(31)は「自爆テロ犯らは、空港でのテロ実施の数分前、飛行場の建物の中にあるカフェテリアでコーヒーを飲んだ」と証言した。新聞「La Derniere Heure」が報じた。
ベルギーで拘束された、アブデラマン・アメルドなるイスラム主義者の男性は、邪悪な魔術の儀式を行おうとしていた可能性がある。また別の説によれば、この男は、細菌兵器を用いようとしていたとの事だ。8日、情報サイトDH.be.が伝えた。
ブリュッセル国際空港ではテロ集団ダーイシュ(IS、イスラム国)の活動に肯定的な見解を持つ職員が50人以上働いている。ベルギー紙アト・ニューシュブラッズが警察からの情報として伝えた。
イタリア警察特殊部隊が土曜、サレルノ県で、ベルギーの捜査当局よりベルギー連続テロを幇助した容疑で手配されていたアルジェリア人を逮捕した。地元メディアが報じた。
パリ連続テロを組織したとされるサラフ・アブデスラム容疑者は22日に行われたブリュッセルの空港や地下鉄での爆発について話をすることを拒んでいる。フランス紙ル・モンドが報じた。
ベルギーのチアンジュ原発の警備員が死体で発見された。通行証は盗まれている。土曜、デルニエレ・ホイレ紙が警察発表をもとに報じた。
ブリュッセルで爆弾テロを行なった犯人らはベルギーの原子力発電所でのテロを計画していた。しかしパリ連続テロの主犯とされるサラフ・アブデスラムが拘束されたのち、計画を断念したという。
ワシントンは昨年11月パリで起きたテロ事件の調査についてブリュッセルに協力を申し出たが、拒否された。米国のテロ対策当局の高官の言葉を西側メディアが報じた。
ベルギーの首都ブリュッセルの警察は、市内スカルベク地区のマックス・ローズ通りでの捜査中に、ブリュッセル空港でテロを実行した自爆犯の1人と同一人物の「イブラヒム・エルバクラウイ容疑者の遺言」を発見した。ベルギーのフレデリック・ヴァン・レフ検事総長が伝えた。
ブリュッセルでのテロは確かにここ数日、世界のマスコミの主な話題をさらうだろう。だがこれは忘れてはならない。欧州のこの1つの都市だけが3月にテロ攻撃を受けた唯一の場所ではない。
米国人のメイソン・ウェルスさん(19)さんはこれまでの人生で3度、凄惨なテロの現場に居合わせた。23日、米ABCテレビが伝えたところによると、ウェルスさんは2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件と2015年11月のパリ同時多発テロの生還者だという。だが、22日に起きたブリュッセル国際空港のテロでは、ウェルスさんはとうとう負傷した。
欧州全土で3月22日のブリュッセル連続テロ事件の犠牲者を悼むアクションが広がっている。ベルギー国民への連帯を示すため、エッフェル塔、ブランデルブルグ門はベルギー国旗の色でライトアップされた。