02:53 2020年11月25日
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オランダのサイバーセキュリティ専門家で「倫理的なハッカー」であるヴィクトル・ゲベルス氏は、ドナルド・トランプ米大統領のツイッターアカウントに合計5回アクセスし、パスワードを見破った。オランダ紙「デ・フォルクスクラント」が報じている。

ゲベルス氏によると、2020年10月中旬にトランプ氏のツイッターアカウントにアクセスできるようになったという。ゲベルス氏は合計5回アクセスし、トランプ氏のツイッターのパスワードを発見した。そのパスワードは「maga2020!」。MAGAはスローガンの「Make America Great Again(米国を再び偉大に)」の頭文字を並べたもの。

ゲベルス氏は、「4回失敗したのでブロックされると予想していました。あるいは、追加情報の入力を求められるだろうと思っていたのです」と記者団に語った。

さらに同氏は、トランプ大統領が2段階認証などの基本的なセキュリティ対策を行っていなかったと指摘。

​そこでゲベルス氏はトランプ大統領宛の手紙を作成。ゲベルス氏はその中で、トランプ氏はパスワードをより長い文字列のものに変更し、2段階認証を有効にするように提案した。

そしてゲベルス氏は17日、トランプ氏のアカウントに2段階認証が設定されていることに気がついた。その2日後、ゲベルス氏は米国のシークレットサービスから連絡を受け、同氏が持っていた情報を全て送付した。その直後、トランプ氏のツイッターのパスワードは変更された。

ツイッター社は、ゲベルス氏が実際にトランプ大統領のアカウントにアクセスしたことを証明できる証拠は見つかっていないと発表している。さらに米政権は、ゲベルス氏の発言は「絶対に真実ではない」としている。

オランダ紙「デ・フォルクスクラント」は、ゲベルス氏がトランプ大統領のツイッターアカウントのハッキングに成功したのは、これが初めてではないと指摘。ゲベルス氏は2016年にもトランプ大統領のツイッターのパスワードを見つけ出している。当時のトランプ氏のパスワードは、「yourefired(おまえはクビだ!)」だったという。

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