ウクライナ侵攻が続く限り露米首脳会談は予定しない＝ホワイトハウス

米国はロシア軍がウクライナ領に留まり続ける限り、ロシアとの間で首脳レベルの連携は予定しない。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官が表明した。

サキ報道官は露米首脳会談の新たな可能性について問われると、現時点でそうした可能性は評価できないと表明した。ブリーフィングの中でサキ報道官は次のように発言した。

彼らは他国に対する侵攻を行っており、緊張を悪化させる行為を連日続けている。我々は外交的連携を取りやめることは決して予定していないものの、今は相応しくないタイミングだと考えている。

ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。

ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。

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